尾花沢すいか

会長挨拶

ごあいさつ

山形県医師会長 間中英夫

 このたび山形県医師会長に就任しました。山形県医師会としては初めての勤務医としての会長就任です。山形大学医学部は45期生まで卒業生を輩出し、県内の医療機関では多数の卒業生が活躍しており、郡市地区医師会長には何人か就任していますが、県医師会長としては山形大学卒業生で初めてです。
 これまで県医師会では、医療的ケア児支援の充実、研修医歓迎レセプションの復活、研修医症例報告会の新設などがありましたが、昨年度から中目前会長のもとで新たな3つの事業、(1)医業承継支援、(2)周産期メンタルヘルス支援、(3)県医師会医学生会員制度がスタートしました。
 全国平均よりは少ないとはいえ県内の医師数は増えていて、現在開業している医師の高齢化が進んでいるにもかかわらず、次の世代が必ずしも開業に積極的とは思えません。県医師会としては、開業医で医業継承を希望する方がいれば開業希望者との橋渡しをする医業承継支援事業に取り組みます。山形県からの支援も決まっており、先進県の状況も参考にして進めていく所存です。
 周産期メンタルヘルス支援では精神科、産婦人科、小児科の先生方と共同してメンタルヘルスを担当してもらえる医療機関が始動できることを望みます。
 全国でも初めての試みとなりますが、医学生の県医師会加入がスタートしています。学生に医師会活動を理解してもらえるように努めますが、県医師会として学生に協力できることを模索しながら進めていきたいと思っております。
 皆様からのご支援ご協力をお願いいたします。

(記 令和6年5月27日)